合唱団紹介

水の輪混声合唱団のあゆみ

1965年頃、柴山正雄先生が教鞭をとっていた小金井二中のコーラス部とその卒業生により、水の輪混声合唱団の前身は誕生しました。1969年に正雄先生が三鷹三中に転勤し、ここでも合唱の普及に努め、1973年には都の連合音楽会で小金井二中と三鷹三中が合同で『第九』を演奏し成功を収めました。

そのときの仲間から「今後も一緒に歌いつづけていきたい」という声が上がり本格的な活動が開始され、1975年3月に第1回定期演奏会の開催に至りました。「水の輪混声合唱団」という名称は、「水の輪のように合唱の輪が広がりつづけるように」という願いを込めて名付けられたものです。

さらに正雄先生は1983年に小平五中に転勤し、合唱の輪は小平にも広がりました。中学校のコーラス部から始まった水の輪は、高校生から社会人までの幅広い年齢層で構成されるようになりました。正雄先生が東京復活大聖堂(ニコライ堂)の聖歌隊の指揮をされていたこともあり、定期演奏会では正教会聖歌を取り上げてきました(正教会聖歌は日本正教会のWebサイトで試聴できます)。

2019年10月20日、正雄先生は永眠されましたが、それまでの10年余、水の輪でサポートを続けてきた次男の秀明先生が指揮者・音楽監督として後を引き継ぎ、現在も団員の友人や後輩などが随時入団し、合唱の輪は広がりつづけています。


[写真] 指揮・音楽監督:柴山 秀明(しばやま ひであき)

指揮・音楽監督:柴山 秀明(しばやま ひであき)

国立音楽大学声楽科卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。藤原歌劇団準団員。日本合唱指揮者協会理事。1996年~2001年、ミラノ留学。在欧中も様々なコンサートに出演。現在の活動はオペラの他にオペレッタ、ミュージカル、俳優、声優、CM、海外ドラマ洋画吹き替えにまで及び、声の演技力を活かした多様なジャンルのパフォーマンスに積極的に取り組んでいる。また、タレント養成でも信頼は厚く、歌手、役者、声優などへのヴォイストレーナーとしても高い評価を得ている。コンサートの企画、高校生へのミュージカル歌唱、演技指導、演出なども積極的に行うなど幅広い活動をしている。
レポート:(公財)ソニー音楽財団「10代のためのプレミアム・コンサート 聴く・観る・歌う「ウエスト・サイド・ストーリー」スペシャル体験プログラム


活動内容

主な活動:
定期演奏会(年1回)、地域合唱祭への参加(東京都合唱祭、小金井コーラスの集い)
練習日:
日曜日16:00~18:30(毎月2~3回)
その他、演奏会に向けてのパート練習や、合宿があります。
練習会場:
小金井市内公民館、柴山ホール(JR中央線 武蔵小金井駅より徒歩10分)